takumikoブログ

読書日記や日々の考えたこと、自分の見る世界を文字として産み落としています。

ウクライナでパスポート盗まれたけどウクライナが大好きな理由。

 

今年の3月こんなツイートをした。

 

今回はこの事件を振り返ろうと思う。

(文章少し長めです。)

***

 

2月末、ウラジオストックをスタート地点に始まった、ユーラシア大陸横断の旅。

シベリア鉄道に揺られること約1万キロ*1。真冬のロシアをのらりくらり進み、

 

バルト三国を南下し、

 

ベラルーシに少しだけ立ち寄り、

 

やっとこさ、ウクライナにたどり着いた。

 

ベラルーシの通過ビザの日程だがかなりギリギリだったのと、ケチって時間帯の悪いバスを買ったこともあって、リトアニア→夜行バス→ミンスク(12時間の滞在)→夜行バス→キエフ、と2日連続夜行バス。

しかもウクライナ入国時になぜか引っかかってしまい(ロシアで何してたかしつこく尋問された)、寝不足と疲労がマックス。

 

そんな中たどり着いたキエフ

正直あまり期待していなかったんだけれど、予想外の好感度。意外に都会で街はキレイ。メトロも行き届いていて使いやすいし、物価はロシア並みに安い(宿がドミトリーで400円、ネット3GBで300円、カフェでコーヒー1杯100円)

そして何より、人が優しい。行き先が分からなくて困っていたら声をかけて助けてくれるし、ロシア語もウクライナ語も分からない私のために頑張って英語で話そうとしてくれる人が多い。(ロシアではロシア語分からないと言ってもロシア語で強行されことが多かった)あと、笑顔が多い。

 

到着後、ネットで予約したホステルへ移動。ニコニコしたおばちゃんが迎え入れてくれた。このおばちゃん(ナターシャという)も良い人で、英語は全く分からないがスマホを駆使し、慣れた手つきでロシア語と英語を翻訳する。

ベットメイキングに時間がかかるからとお茶を入れてくれ、この人は英語が分かるからしばらくお喋りしてみたら?と他の滞在者まで紹介してくれる。すぐに気に入った。

 

暫くネットを使っていなかったので、ノマドの間で有名なカフェに行ってみたところ、Wi-Fiも意外と速く(ロシアよりはマシ)快適。カフェの内装もこだわっていて可愛い。

 

物価も安いし、ネットも悪くない。人は優しいし、居心地のいい宿も見つけた。沈没するには完璧だ。

度重なる移動に疲れていた私は少しの間キエフで羽を休めることにした。

 

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夜7時頃、ご飯でも食べて宿に帰るかとカフェを後にした。外はもう暗くなっていたが、1駅分ほどの距離だったので歩いて帰ることに。一番大きい通りを通って帰るので問題はないだろうと判断した。

キエフにはヨーロピアン調の大きい建物が多く、歩道は石畳み。夜はそれが街灯に照らされ、情緒がある。また、ブランドなどの広告も多く、特に韓国系企業のロゴが目につく。ロシアから思っていたけれど、この辺りは日系ではなく韓国系が今強いんだな、なんて考えながら歩いていた。

 

キエフ市街地では地下道が多くみられる。大きな道では横断歩道が設置されておらず、渡りたいときは地下へ一度降りないといけない。地下道内は大きなショッピングモールになっていて衣類や健康食品、電化製品などの店が軒を連ねている。

ショッピングモールはウサギの巣のように地上への出口が何個もあり、結構入り組んでいて、私みたいな旅行者にはどこの出口で出ればいいのか分からなかったりして中々難しい。ただ、雨や雪の影響がないのでささっと通過するのには便利だ。

 

カフェからの帰り、ウクライナは素敵だなとルンルンで歩いていたところ、急に雨がパラついた。手持ちの傘はなかったので、コートのフードを深くかぶり早足に歩く。背中のリュックは多少濡れても問題ない。

少し歩いたところに地下道の入り口が見えた。ラッキーと思い、迷わず進む。

地下へ降りる階段のそばの建物の軒先に14歳ぐらいのウクライナ人少女が5人ほど雨宿りしていた。なぜか私をジロジロ見ている。あまりいい感じはしなかったけれど、アジア人旅行者が珍しいのか、ロシアやベラルーシでもこういった目線を何度か感じていたので、大して気にせず地下道への階段へ足を運ぶ。

階段を降り始めた直後、背中でチャックの開くような音がした。

 実はロシアでよくリュックの小さい外ポケットを開けられることがあった。旅行者を狙ったスリである。信号待ちしてるときなどに気軽に開けるらしい。この教訓から外ポケットには何も入れてはなかったのだが、定期的にポケットが開けられていないか確認する癖がついた。

このときも、キタ!と咄嗟にポケットを手で押さえ、同時に大きく振り返えった。

しかしながら、ポケットのチャックは空いておらず、振り返った先には、先ほどのウクライナ少女たちが私のいきなりのターンに驚いた顔をしていた。

 

この瞬間、私は心の中で「ああなんて私は心の荒んだ人間なんだ」と悔やんだ。

私はこの幼気な少女たちをスリと疑ってしまった。きっと先ほどの違和感はフードを被っていたせいで音がこんがらがって聞こえたのだ。なんてこった。こんな少女たちがスリだなんて、ウクライナ人に失礼な勘違いをしてしまった。。。

罪悪感に苛まれつつも何事もなかったので、「イズヴィニーチェ」とロシア語で謝罪し、くるりと前に向き直し階段を降り続ける。

しかし、背後の人間がやけに近い、気がする。。

ちょっと近すぎるんじゃない?と感じていた次の瞬間、背中に明らかな違和感が!これは絶対おかしい。

ちょうどその瞬間階段を降り切ったので手早くリュックをおろして確認する。外ポケットは開いていない。

が、大きいチャック(上に付いているメインのチャック)がベロンと開いているじゃないか!

なんだ私が閉め忘れたのか?(よく閉め忘れる)それにしても大きく開きすぎている。おかしい。盗られたとしたら何を盗られた?

冷や汗をかきながら1、2秒のあいだ頭を巡らせる。視界の端で少女たちが足早に過ぎ去ってゆく。

パソコンもある、携帯もある、お財布もある。何が無くなっているのか分からない。

けれど、盗ったとしたらさっきの少女たちだ。

パニックになりながらも、チャックを閉め、リュックを背負い直し、地下道を追いかける。

 

しかし、もう手遅れだった。少女たちの姿はどこにも見当たらない。そもそも、一人一人の顔なんて覚えてないし、誰が何を取ったのかも分からない。途中の出口で出られていたら絶対に見つけられないと理解しつつ、ショッピングモールの最後まで走りきる。

見つからない。

はーはーと息切れするアジア人を不審そうに横目に見ながらウクライナ人たちが通り過ぎてゆく。

 

走っている途中に何を取られたのかに気が付いた。

先ほど述べたようにロシアではスリが多かった。特にリュックは持ち主の死角に入るので狙われやすい。例えリュックの奥に入っているものでもサイドからナイフなどで切られて盗まれる、なんて怖い話も聞く。(これはロシアだけじゃないだろうけれども。)

どうしたってリュックの中は安全じゃないなと判断した私は、最低限の貴重品は斜めがけできる緑のポシェットに入れてコートの下に携帯していた。これなら脱がされない限り安全である。

通常はコートの下に忍ばせているのだが、ルンルンで警戒を怠っていた私は愚かにもリュックの中に入れてしまっていたようだ。そしてそれが無くなっている。

幸いにも携帯とお財布はコートの内ポケットに入れていたが、ポシェット内にはパスポート、お守りの現金1万円宿のロッカーの鍵が入っていた。

 

「あいつらやっぱり泥棒だったのか。謝って損した。そして、パスポート!なんでこのタイミングでリュックに入れちゃうんだよ、自分。」

諦めきれなくて、この怒りをどうにかしたくて、少女たちを探して夜のキエフを走り回る。悔しくて涙が出るけれどもそんなの気にする余裕なんてない。土地勘のない街でひとりぼっち。急にウクライナが冷たく感じる。

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結局、1時間あまり探し回ったものの見つからず、夜も遅くなってきたので宿に戻ることに。

扉を開けるとナターシャがお茶を飲みながら本を読んでいた。私のボロボロの顔に驚くナターシャ。状況を説明し宿のロッカーの鍵をなくしてしまったことを謝る。ロッカーの鍵はオーナーが持っているから心配しなくていいとナターシャは言い、違う部屋にいるオーナーを呼んできてくれた。

オーナーもまたおばちゃんで(ザーニャという)少し英語が分かる。もう一度何があったのか説明し、スペアキーが欲しいのと、パスポートがなんとかなるまで暫く滞在させて欲しい旨を伝える。(パスポートがないと他の宿泊所にチェックインできない)

ナターシャもザーニャも親身になって話を聞いてくれた。キエフでスリは日常茶飯事らしい。私が宿に泊まることは問題ないからまあお茶でも飲んで落ち着きなさい、と暖かいミルクティーを入れてくれた。

 

 

翌日、領事館に連絡すると早ければ1日でパスポートを発行してくれると言う。オーストラリアで失くしたときは最低1週間かかり、戸籍謄本の原本が必要で、、と面倒臭かったので今回も同じように面倒くさいと思っていたら、私が旅行者ということを加味して、警察の紛失届とお金さえあればすぐに手続きをしてくれるという。

領事館のフレキシブルな対応のおかげで少し気分が晴れた。

 

部屋でいそいそと紛失届について調べていると、ザーニャがやってきて、ご飯は食べたかと聞く。そういえばウクライナに着いてからまだちゃんとしたご飯を食べていない。気づけばもう昼前だ。

食べていないと答えると、ザーニャが美味しいレストランを紹介してくれた。プンザハタという安くて美味しい大衆食堂のようなところだ。ウクライナ料理といえばキエフ風カツレツを食べようと思っていたのだ。元祖ボルシチも食べたい。

急にお腹が空いてきたので、散歩がてら出かけることにした。宿を出る直前、ザーニャはビールを飲むのを忘れないように、と付け加えた。お昼からお酒でも飲んで元気出しなさいということらしい。パカパカ〜(ロシア語でバイバイ)と告げ、宿を出る。

 

ザーニャおすすめのプンザハタは誠にリーズナブルで美味しかった。お腹いっぱい食べてもたった500円。デザートのブリヌイを食べながら今後のことを考える。

パスポートなんて結構痛い出費だな、けれど5年用にしといてよかった〜みたいなことを考えていたら携帯が鳴った。見知らぬアカウントからフェイスブックにてメッセージが来たのだが、中身はキリル文字でよく分からない。グーグル先生にお願いして翻訳してもらうと、ウクライナ語で「あなたのパスポートを拾いました」と書いてある。なんだと!!

パスポートの名前をみて検索したようだ。すぐに感謝の言葉と引き取りたい旨をウクライナ語に翻訳して送る。すると電話番号が送られてきて、電話しろという。ウクライナ語もロシア語も分からないのでメッセージでやりとりしてほしいと返しても、電話しろの一点張り。しょうがないので宿に帰ってザーニャに助けを求めることに。

 

 

帰宅そうそう、ザーニャは何を飲んだ?と聞いてくる。それどころじゃないのだが、オレンジジュースと答えると、ちょっとがっかりした模様。今晩必ず飲みなさいと繰り返した。

ザーニャにパスポートのことを伝えると、ちょっと渋い顔をした。周りにいたウクライナ人滞在者とウクライナ語で何か話す。なんのことか全く分からないけれど、とりあえず雲行きは怪しい。

ウクライナ人の見解では、この拾った本人が犯人ではないかそして引き渡しにお金を要求されるのではないか、とのことだ。

威圧感を出すために、男の人が電話をかけてくれた。相手は女性の声。もちろん、何を言っているのか分からない。話がスムーズに行かないのか、しびれを切らしたザーニャが受話器を取り、引き取り場所を聞き出す。

電話の後、うーんとなるウクライナ勢。説明によると、これは物凄く怪しい。引き渡しにお金はいらないと言うが、お気持分頂いてもいいわよと相手は濁したそう。それがいくら欲しいのかが結局分からずじまい。そして、引き取り場所に車じゃないといけないようなキエフ郊外を指定してきた。しかも治安が悪いエリア。とてもじゃないけれど外国人の私1人じゃ行けないという。

 

スリも多いが、こういった取引も日常茶飯事らしい。結果、ザーニャのお兄さんが友達と連れ立って取引に出向いてくれることに。時間は朝11時。意外と健全な時間帯だ。

私も行きたいと申し出たが、外国人の私がいると足元をみられるかもしれないから連れていけないとのこと。深夜特急で同じようなシチュエーションがあったのを思い出し、まさか相手はマフィア?!とビビったのだけれど、ザーニャ曰く相手はただのチンピラよ、危険なんてないとのこと。高い値段をふっかけられたら諦めるから心配するなと慰められた。

 

警察には頼れないのかと聞いてみたところ、みんな口を揃えてウクライナ警察は信用できないという。警察に通報しても動いてくれないし、警察が下手に動いて相手にバレたら、逃げられてパスポートは一生戻ってこないそう。なるほど。

結局私は宿で待機することになった。

 

 

翌日、ドキドキハラハラしながらお兄さんの帰りを待つ。小さい宿なのでみんな事情を知っているのか「大丈夫か?」とか「どうなってる?」みたいな声をかけてくれる。あと、気分が落ちるときは甘いものをと思うのか、なぜかみんなチョコレートをくれプチバレンタインみたいになった。ザーニャは相変わらず今晩は飲むのよ!とそればっかりである。

 

 

12時ごろお兄さんが帰宅。手には私の緑のポシェットが!!

中身を確認すると、やはり現金の1万円はなくなっていたが、他のものはそのまま入っている。パスポートはもちろん、宿の鍵も。

お兄さん(ザーニャのお兄さんなので正確にはおじさん)にどんな感じだったか聞くと、古いビルの一室で取引だったそう。相手は電話の女性ではなく男性。危険はなかったかと聞くと、銃でドカンと打ってやったぜ!ハッハッハー!と冗談で返された。とりあえず危ないことはなかった模様。

もちろんお金は要求された。その額200フリヴニャ。日本円換算すると約800円である。

日本人的感覚では「800円、安!!」であるが、ザーニャ曰く「高すぎる。50フリヴニャ(200円相当)が相場。出し過ぎよ!」とおじさんは怒られていた。

私としては800円で済んで万々歳である。パスポートを再発行したら1万円以上はかかる。

800円分返すのはもちろん、見ず知らずの私のために時間を割いてくれたことへの感謝を含めて、上乗せしたお金を渡そうとしたら、「いいか、ダーリン。返すのは800円分でいい。俺たちは悪いやつじゃないからな。それ以上のお金はいらないぜ!」とクールに断られた。おじさんカッコイイ。。

 

ということで、事件は一件落着。パスポートは無事私の元に帰ってきた。

お返しはいらないと言われたものの、やはり何かの形で恩返ししたかった。数日後、ちょうど”女性の日”という祝日があり、女性にお花やチョコレートを渡すイベントがあるという。私もお世話になったザーニャやナターシャにお花を渡す予定だったので、それに便乗しておじさんにもちょっと良いウイスキーを買ってみた。

「今日は女性の日なのに逆にもらっちゃったよー」なんて少し照れながら今回は受けっとってくれた。(翌日、おじさんではなくザーニャが「たくみ、乾杯しましょ!」なんて言いながら飲んでいたのは後日談。)

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女性の日にあげたお花。

***

 

ウクライナはEUとロシアの間で宙ぶらりんな状態が続いている。

国内で親欧派・親露派に別れ政治は混乱。経済的に頼りにしていたロシアからは天然ガスの供給を止められたり、比較的豊かなクリミアを占領されたり。ソ連時代からの負の遺産チェルノブイリ原発事故の後処理もまだ終わっていない。

西のEUに助けてもらうこともできず、国の経済はかつかつ。国民の平均月収は2万円ほど*2パスポートの取引で渡した800円もバカにならないそうだ。働いても稼ぎにならないから、若者はスリなどの軽犯罪に手を出してしまう。今回私がスリにあったのにはこんな背景があったことをザーニャはウィスキー片手に語ってくれた。

私の話になり、今までカナダやニュージーランド、オーストラリアをうろうろしながら働いてきたことを話すとザーニャは驚いた。ウクライナ人は他国で就労ビザを取得することが難しく、隣国へ逃げようとしても働けないから国を出れないそう。ザーニャは宿の経営をしているので貧困してはいないけれど私のように自由に海外旅行するほどの余裕はないそう。私の分まで世界を見て楽しんでねと言われたことが今も印象に残っている。

  

***

 

今回、ウクライナでパスポートを盗まれた。正直かなり焦ったし「ウクライナめ!」と悔しさのあまり国を逆恨みしそうにもなった。けれど私はウクライナが大好きだ

今回のことで感じたのは、国を好きになるかどうかっていうのは、その国に好きな人がいるかどうかなんだということ。

私はウクライナでたくさんの良い出会いに恵まれた。

 

ザーニャやおじさん、ナターシャはもちろん、他の宿泊客にもたくさん良くしてもらった。お客さんのほとんどは地方からキエフに仕事を探しに来ている若者で、地元のことや仕事の話をたくさんしてくれた。

他の場所では日本語を勉強しているウクライナ人の学生さんと仲良くなって、観光案内してもらったり、一緒にヨガに行ったりした。将来は日本語の先生になって、ウクライナと日本を繋ぐ架け橋になりたいという。

毎日通ったプンザハタでは、店員さんたちが顔を覚えてくれて、同じものしか注文しない私に「これ美味しいから食べてみろ」と違う料理をオススメしてくれたり、英語や日本語で会話しようとしてくれたりした。

ウクライナ在住の日本人の方々とも知り合いになって、一緒に鍋を突きながら、ウクライナに住むのも結構大変なんだけれども、やっぱり好きなんだよね、人が優しいんだよね、とウクライナへの愛を伝えてくれた。

ウクライナ”と言われて真っ先に思い浮かぶのは、出会ったみんなの笑顔だ。

先で述べたように、ウクライナは国としてたくさん問題を抱えているが、それはウクライナだけのせいではない。ロシアとEUという大国たちの板挟みにあうような世界情勢、歴史的背景にも理由があり、正直、ウクライナは可愛そうだとも思う。このような事情も彼らとの出会いで人ごとではなくなり、ただの傍観者から彼らの友人としてなんとかしたいと考えるようになった。

私は彼らのことが好きだし、彼らの住むウクライナのことも同じように好きだ。すべてひっくるめて心の底からウクライナに行ってよかったと思う。

 

観光客として、国の煌びやかな部分をみたり、歴史や文化的な背景を知ったりすることも楽しいけれど、人との出会いというのはそれ以上の価値があると思うし、これからも世界中に友人を増やし続けたいと思うきっかけになったウクライナであった。

 

*今回私が狙われたのはやはりフードをかぶっていたからだと思います。視界も聴覚も制限されてしまうので、寒い時は帽子をかぶることをオススメします。

*領事館の方にも注意喚起されたのですが、ウクライナでは路上でのスリだけでなく、宿での窃盗も多いそう。私は幸いなことに人に恵まれましたが、そういうこともあると念頭に置いて行動することは大事だと思います。

*おじさんの話によると取引はビルの一室で行われたそう。しかも相手は男性。これに私1人で行っていたとしたら、、考えるだけで怖いです。万が一このような事態に巻き込まれても1人では行かないこと。命より大事なものはないですから。

*1:どの路線がシベリア鉄道に含まれるかは場合によって異なりますが、ウラジオストックイルクーツクエカテリンブルク→カザン→モスクワ→サンペトロブルク間を鉄道で移動しました。

*2:あくまで、ウクライナ人から聞いた額なので正確なところは分からないが、貧困であることは間違いない